転職活動を始めたものの、なかなか受からないとお悩みではありませんか。
30代40代で転職活動を行っていて、書類選考や面接で不採用が続くと不安になるものです。しかし、「受からない」状況には必ず原因があります。その原因を把握し、適切に対策すれば、転職成功への道を切り開けるでしょう。
そこで、この記事では、書類選考や面接で落ちる理由や対策を解説します。行き詰まっていると感じる人はぜひお読みいただき、転職活動のヒントにしてください。
転職活動は落ちて当たり前と思って臨もう
転職活動では、すぐに内定を得られる人もいれば、不採用ばかりで落ち込んだり不安を抱いたりする人も多いでしょう。しかし、応募企業にもよりますが、転職活動はそうそう受からないものです。そもそも、中途採用では採用枠の少なさゆえに、書類選考の時点で通過率が低いといわれています。そのため、落ちて当たり前くらいに思っておいて、過度に落ち込まないようにしましょう。
そして、転職活動で受からないといっても、書類選考と面接のどちらで足踏みしているかにより、ある程度対策は可能です。以下で、受からない原因と対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
書類選考でなかなか通らないなら、転職の書類選考が通らない原因について解説しているこちらの記事の対策を参考にしてください。
転職活動で受からない原因と対策〜書類選考編〜
転職活動で受からない原因は多数ありますが、書類選考と面接の段階で大別できます。書類選考は前述の通り、そもそも通過率が低い傾向にありますが、もしかしたら何らかの問題があるのかもしれません。
- 短期離職やブランクがある
- 応募先が求めるスキルに足りない
- 書類におけるアピールが足りない
心当たりのある人は、対策を講じてから応募しましょう。
短期離職やブランクがある
短期離職の経歴があると「採用してもすぐに辞められてしまうかも」と不安に思われる可能性があります。また、ブランクがあると意欲の問題や戦力の面で不安に思われるかもしれません。
しかし、これは職務経歴書の書き方によって挽回可能なケースもあります。これまでの実績やスキルなどのアピールをしっかり書いて、戦力となることを伝えましょう。
応募先が求めるスキルに足りない
企業が求めるスキルや経験に不足がある場合も、書類選考で受からない原因となります。中途採用では即戦力を求めるケースが大半です。そのため、求めるレベルに達していないと判断されれば、書類選考で通らないのは当然といえます。
この場合、不足しているスキルを補うための努力や過去の類似経験によって、採用担当者にアピールする手段もあります。それでも難しければ、そもそもの企業選びの時点から検討し直した方が良いでしょう。
書類におけるアピールが足りない
書類上のアピールが足りずに受からないケースも少なくありません。ある程度の実績や経験があっても、書類に書ききれていなければ、戦力と見なされず不採用となってしまいます。
書類、特に職務経歴書は非常に重要です。書類選考がなかなか通らないようであれば、今一度、経歴やスキルなどの書き方を見直してみましょう。
職務経歴書の書き方についてはこちらの記事で解説しています。
転職活動で受からない原因と対策〜面接編〜
転職活動の中でもう1つの重要なステップが面接です。自己紹介や自己PR、志望動機の伝え方、さらにはマナーやコミュニケーションについて、受からない原因と対策を解説します。面接まで進んでもなかなか受からない人は、自分に当てはまる点がないかチェックしてみましょう。
自己紹介や自己PRに過不足がある
面接の冒頭で行う自己紹介や自己PRは、第一印象を左右する重要な要素です。自己紹介でつらつらと関係ない話をしてしまうと面接官の印象を悪くしかねません。一方で、自己PRが足りなくても、マイナス材料になりがちです。
対策としては、簡潔でわかりやすい自己紹介と、自分の強みを具体的なエピソードで裏付ける自己PRを準備しましょう。例えば、「私は営業職として3年間勤務し、新規顧客の開拓で年間売上を15%向上させた実績があります。この経験を活かし、御社でのさらなる成長を目指したいと考えています」のように具体例を含めると効果的です。
志望動機が曖昧・熱意が伝わらない
志望動機が曖昧だったり、具体性に欠けると、どこに対しても同じことを言っていると思われ、企業への興味や熱意が伝わりにくくなります。「御社の企業理念に共感しました」などの表現は一般的すぎて説得力がありません。また、志望動機に自身のキャリアプランが結びついていない場合も、面接官に好印象を与えにくいでしょう。
志望動機を効果的に伝えるには、事前に企業研究を徹底的に行い、企業のビジョンや特徴と自分の経験・スキルを結びつけることが重要です。
例えば、「御社が展開している新規事業において、私のITシステム構築の経験が貢献できると考えています。この分野での更なる成長を実現したいです」といった伝え方もあるかもしれません。具体的かつ熱意が伝わる内容を心がけ、採用担当者に入社後の活躍のイメージをもってもらいましょう。
マナーやコミュニケーションに問題がある
また、社会人として適切にコミュニケーションをとれていないのもマイナスになります。
面接官の質問に対して曖昧な回答をする、正しい敬語を使えない、質問に対して一方的に話しすぎる、逆に言葉数が少なすぎる、といった言動も改めましょう。
また、面接官が複数いるなら質問者の目を見て話をする、質問の意図を汲んで返答するといった基本的なコミュニケーションを忘れてはいけません。面接の練習は1人でもできるため、基本的なマナーやコミュニケーションを見直して、しっかり練習しましょう。
対策しても転職活動が上手くいかず疲れたら
前述した対策をしても上手くいかない、応募数を増やしても受からないなら、闇雲に活動せず、一度立ち止まってみましょう。
30代40代の転職活動となると焦るかもしれませんが、そんな時こそ気分転換をして改めて自分を見つめ直すことが大切です。
まずは気分転換を図ろう
何社も応募した、面接に進めた、それでも受からない状況が続けば落ち込んでしまうし疲れてしまうものです。
そんな時は、一度立ち止まって気分転換をしてみましょう。とにかく受かれば良いと思って、本来なら希望しない企業に応募しては本末転倒です。より良い転職先を見つけるためにも、一度リフレッシュしてから、また転職活動を再開しましょう。時期が開いたからこそ異なる企業が募集を出す可能性もあります。焦らず取り組みましょう。
あらためて自己分析をしてみる
就活の際には多くの人が自己分析をしますが、転職活動となるとしていない人もいるようです。
しかし、年数が経っているからこそ、何らかの変化があってもおかしくはありません。そのため、自己分析をして、あわせて転職軸も明確にすると良いでしょう。あらためて自分の価値観に向き合うと、企業選びや自己PRにも良い影響が現れるかもしれませんよ。
転職活動における自己分析については、こちらの記事で解説しています。
職務経歴書を第三者に見てもらう
職務経歴書をブラッシュアップさせると、書類選考の通過率も上がるものです。もし、書類選考でなかなか通らないと感じているなら、転職エージェントや添削サービスを利用してみるのも良いでしょう。客観的かつプロの視点から見た「あなたが魅力的に見える職務経歴書」を作成すると、転職活動も有利に進められるはずです。
パティオムでは、丁寧なヒアリングで、あなたの強みを深掘りした職務経歴書を作成いたします。 職務経歴書を適切に書けていると面接対策にもなるため、多くのメリットを感じられるでしょう。
まとめ|転職活動で受からない原因を把握して対策しよう
転職活動で受からない理由は、書類や面接の内容にあることが多いものです。この記事で紹介した原因に当てはまっていないか確認して、該当する原因があれば1つずつ解消して対策しましょう。
また、職務経歴書がしっかり作成できているかどうかは、書類選考だけでなく面接をも左右します。そのため、なかなか受からないのであれば、自己分析や職務経歴書の作成から再度見直してはいかがでしょうか。
もし職務経歴書などの書類の作成が難しければ、パティオムへご相談ください。丁寧なヒアリングで、あなたの強みを深掘りして職務経歴書をブラッシュアップいたします。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。